さくらもちの生活

さくらもちの生活

アラフォーのさくらもちと申します。 美容のこと、ダイエットのことなど書いていきたいと思います。

首のいぼ気になっていませんか?

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いつの頃からか、自分の首を触ると目には見えないけど極小さなブツブツが手に当たるようになり、それが次第に目に見える大きさになったり、薄茶色く色づいてきたり、数が増えてきたり・・・
アラフィフになると心当たりある方多いですよね。
それは、「軟性線維腫(なんせいせんいしゅ)」別名、「アクロコルドン」や「スキンタッグ」という良性の皮膚腫瘍です。
首や脇の下など、皮膚が擦れる部分にできやすく、多発することもあります。
柔らかく、ポリープのように有茎性の形になるまで大きくなることもあります。
原因は摩擦や日光照射などによる皮膚老化による皮膚の変化です。

 

治療

悪性のものではありませんので、治療しなくても構いませんが、見た目的に気になる方も多いと思います。美容皮膚科ではなく、一般の皮膚科でも治療していますので、お気軽にご相談してみてください。

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医療用のハサミでカットする(保険適応)

茎のあるような場合は茎の部分を切ってしまう方法です。
小さいものであれば、ほとんど痛みもなく傷跡も残りにくいです。
注射やテープ状の部分麻酔を使う場合もありますが、大きくなると出血や傷跡も目立つため他の治療法が適応になります。

液体窒素治療(保険適応)

イボに−200℃近い液体窒素を当てる治療です。ジンジンするような痛みがあり、数日でカサブタのように黒くなります。一度に全ては除去できず、1~2週間位の間隔で通院して数回の治療を要することもあります。皮膚に刺激を与える治療になりますので、治療後は色素沈着(しみ)が残ることがあります。
足のイボ(こちらは尋常性疣贅といってウイルスでできるイボで軟性繊維種とは別物)の治療でされた方もいるかもしれません。

レーザー治療(保険適応外)

保険適応外です。部分麻酔をかけ、炭酸ガスレーザーで削る、または切り取る治療です。傷の大きさによっては数日絆創膏処置が必要な場合もあります。料金はクリニックによってまちまちになります。

イボとりクリーム?

残念ながら、市販されているクリームや飲み薬でイボが取れるというエビデンスはありません。
最近首のイボが取れる化粧品が多く販売されています。それだけ気にされている方が多いということですよね。
上記の治療法を見ていただくとわかりますが、どれも物理的に取る治療です。
化粧品を塗るだけで取れるとはまず考えにくいです。


ヨクイニン(ハトムギエキス)はイボを出来にくくしてくれるといわれていますが、今あるイボがなくなる効果があるわけではありません。予防としての使用はいいと思います。