コロナワクチン2回目接種後の副反応とその抗体検査の結果
ワクチン2回目を打ち、その抗体がついているかの検査も合わせて行いましたのでご報告します。
1回目のワクチン接種の3週間後に2回目を打ちました。今回は翌日に休暇が取れず、翌日も仕事でした。
副反応
一般的に2回目の方が1回目より副反応が出やすいと言われています。
私の場合は、前回同様に接種部位の痛みがあり、その他は前回にはなかった頭痛を感じました。
夕方に接種し、その日の夜中より頭痛を感じ、翌朝には肩から頭にかけて全体が締め付けられるような痛みに。
朝にカロナールを飲んでもほとんど効かず、ロキソニンも併用しました。
その日は仕事だったので、かなりしんどかったのですが、すでに39度台の発熱で欠勤予定の同僚がいたので休むわけにもいかず・・・
出勤後は働いているうちに薬を飲まなくても耐えられるくらいの痛みに落ち着き、その程度の強さの痛みは翌朝くらいまで続きました。前回あった倦怠感と胃腸症状はあったのかもしれませんが、頭痛が強かったのでさほど気になりませんでした。
それに加えて脇の下のリンパ節の痛み腫れが数日続きました。(接種部の痛みより強かったです)
周りのスタッフの副反応は、接種部位の疼痛以外に、38℃以上の発熱をした人が数名、頭痛症状も数名いました。1回目にくらべるとやはり多いです。
一般的に若い人ほど副反応が出やすいとの報告がありますが、実際もそうでした。
発熱については、20歳代のスタッフが一番多く、年代が高くなるほど発生率が下がる傾向がみられました。
うちのクリニックでは高齢者の2回目のワクチンも始まっていますが、やはり高齢者の方は副反応を感じる方は少なく感じました。
厚労省のサイトから抜粋したものです。
コミナティとは、ファイザー社のCOVID-19ワクチンのことです。
モデルナ社のワクチンも調査結果が分かり次第発表されるそうです。
抗体検査
2回目ワクチン接種2週間後、抗体検査を行いました。
抗体検査とは、ウイルスに対して免疫がついているかどうか調べる検査です。
無事に抗体がついていました!!
放置時間を待たずに途中で撮影したため、陽性ラインが薄いです。(血液を垂らすので、血が苦手な方のため桜マークで隠しています)
最後に
副反応を心配されている方が多いと思いますが、あくまで一過性のものなので必要以上に心配されなくても大丈夫です。1晩2晩ゆっくりしていたら必ず良くなります。まったく症状が出ない方も沢山いらっしゃいます。
症状が出たら、普段飲み慣れている消炎鎮痛剤(病院からもらっているロキソニンでも、市販の痛み止めでも大丈夫、子供のアセトアミノフェンは用量が違うのでダメ😵)を使いましょう。
普段薬を飲まない方はアセトアミノフェンという成分の薬が副作用も少なくていいのですが、今薬局では売り切れていることが多いと聞きますので、他の痛み止めでもいいと思います。薬剤師さんと相談してください。
ワクチン接種時に、痛み止めを一緒に出して欲しいとおっしゃる方がとても多いのですが、基本的には症状がない場合保険ではお薬が処方できません。自費処方になると思います。
(接種翌日の副反応の症状がでている時なら、保険で薬は出せます)
ワクチンを打った帰りに薬局で、念のため痛み止めを購入し、お家で大人しく過ごしてください。
早く皆様がコロナ前の生活に戻れますように。